経絡と北投石

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『経絡』wikiより
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/
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経絡(けいらく、Meridian)の経は経脈を、絡は絡脈を表し、古代中国の医学において、人体の中の気血榮衛(気や血などといった生きるために必要なもの、現代で言う代謝物質)の通り道として考え出された。

経脈は縦の脈、絡脈は横の脈の意。

経脈は十二の正経と呼ばれるものと、八の奇経と呼ばれるものがある。正経は陰陽で分類され、陰は太陰、少陰、厥陰の三陰に、陽は太陽、陽明、少陽の三陽に分けられ、手、足それぞれに三陽三陰の属する経脈が割り振られて計十二脈になる。そして、陰経は臓に属して、陽経は腑に属する。奇経の中では任脈と督脈だけが独自の経穴を持っている。この二脈に気を循環させる功法を「周天功」と呼び、小周天、大周天に分けられる。

経脈には経別と呼ばれるものもある。

絡脈は十五絡脈とその他の絡脈、その中でさらに分かれて小さくなった孫絡がある。その他、五臓六腑を纏わない経筋と呼ばれるものもある。


(参考図)
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人の体には 『道』があります。それはもちろん血管であり心臓というポンプから血流が起こされ道を通って全身に行き渡る仕組みです。この『経絡』(けいらく、または経脈)もまさに道にあたります。

そして経絡には各地点でターミナル(駅)のようなものがあり、これがいわば 『ツボ』です。

こちらの 「経穴部位国際標準化公式会議」によりますと、2003年から日中韓をはじめとする9カ国が参加し会合が開かれました。そして、2006年にはツボの位置に関する世界基準が世界保健機関WHOによって確立がされています。

(参考)
公益社団法人 全日本鍼灸学会
http://jsam.jp/basicpages/infofiles/071110.html

近年、情報の開示がすすみ西洋医学は基本、患部を切るか毒を持って毒を制するというクスリを使用するかの方法で病気を治していることが一般の人へも段々と理解されてきています。そして、クスリは副作用が並行して付いてくることも認知しています。

これと比例するかのように、一時廃れていきましたが、西洋医学が台頭するそれまで数千年前から続く東洋医学が最近はまた再注目されてきています。流行りの青汁や酵素もこの一因です。

東洋医学は、体内の 《氣》の流れに従い、氣の流れが悪いところを、氣をもってまたは《鍼灸》を持って流れを平常にもどします。さらに、副作用のない自然生薬(漢方薬)を処方し氣の流れを助けるとしています。

体には、各必要地点に悪くなった箇所を修復させようとするいわば体内完備の修理工場が存在します。バイキン、ウィルスなどの外敵が体内に進入すると、熱や痛みが『知らせ』(サイレン)の役割を果たし、工場の係員が急行して修復しようとする能力(治癒能力)が存在します。これが《氣》です。

たとえば、熱が上がる前に体の調子が良くないと『気持ちがわるい』『気分がすぐれない』『気が重い』と私たちは言いますが、これも外敵が体内に入り気の循環する能力が低下しているサインです。

そして、この《氣》の流れで重要なポイント地点を東洋医学の世界ではツボと呼びを正しくは「経穴(けいけつ)」と言います。

(参考図)



「陰陽」 は、この世界にある全てのものを陰と陽という対立する2つの性質に大別するものです。

例えば、
女性は陰、男性は陽
精神は陰、身体は陽
寒いは陰、暖かいは陽
柔らかいは陰、硬いは陽
下半身は陰、上半身は陽
お腹は陰、背中は陽


といったように考えます。もともと私たちの住むこの世界も、陽の気が上昇し空に、陰の気が下降して大地となったとされています。

この陰陽の思想では、
「陽なくして陰なし、陰なくして陽なし」
「陰が減少すれば陽が充実し、陰が充実すれば陽が減少する」
「陰が極まれば陽に転じ、陽が極まれば陰に転ず」


という法則が成り立ち、互いが存在することで己が成立するという相互依存関係のなかで全ての現象・事象が存在すると考えています。

これら陰と陽の相互関係は身近なところでは朝から夜の移り変わりや春夏秋冬などの四季の変化といった自然現象や、寒くなると熱が出て、熱があがると寒くなるという風邪に見られるような現象も例として挙げられます。

また、腰部の筋が硬くなって起こるタイプの腰痛は陰である腹部の筋肉の力が減少し、陽である背部の筋が充実しすぎてしまっていることを表していたり、頭痛などは陽が頭に充実しすぎていると考えたりします。

他にも、数字の9は陰であり8は陽であり、この2つの数字を足した17という数字は完全な調和を示すとされ、聖徳太子が制定したと言われる『十七条憲法』や足利尊氏が制定した『建武式目(けんむしきもく)』が17条から構成される理由とされます。

また、数に違いますがありますが、京都にある龍安寺の石庭には陰を表す7と陽を表す8を足した15個の石が配置されており、15個全てを同時に見ることはできないように配置されています。これは世界に完全なものは無い、というメッセージであると言われています。

(アスレティックトレーナー、S&C、治療家 山木 伸允/やまき のぶちか先生談)


(参考図)
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同氏はさらに言います。



一方で「五行」は、世界の全ては「木・火・土・金・水」の5つの要素で構成されているとするものです。五行は世界に存在するすべてにその性質をあてはめることができるとされ、方角や色をはじめ身体の各部位や内蔵、感情、季節、味などあらゆる身近なものがそれぞれの性質に分類されています。

例えば
東は木、南は火、中央は土、西は金、北は水
青は木、赤は火、黄は土、白は金、黒は水
胆のうは木、小腸は火、胃は土、大腸は金、膀胱は水
怒りは木、喜びは火、思考することは土、憂いは金、恐れは水
酸っぱいは木、苦いは火、甘いは土、辛いは金、しょっぱいは水

などというようになっています。

身近なところでは、曜日や惑星の名前なども五行に由来していて、そのままの名をつけられています。

また、目黒や目白といった地名は五行に対応する方角と色をもとに、それぞれの土地に奉られた不動尊にその名を付けたものであり、目黄や目赤といった不動尊もあまり知られてはいませんが存在しているのです。

また、風水で言われる「鬼門の方角」なども五行の思想が反映されていると言われています。

食べ物に目を向けてみると、「五目焼きそば」や「五目チャーハン」などがありますが、「五目」とは五行から由来した言葉であり、「五行全て含まれている」すなわち「いろいろなものが入っている」という意味合いで使われていると言われています。

五行の法則とツボへの応用
五行の押さえておくべき点として「相生関係(そうしょうかんけい)」と「相克関係(そうこくかんけい)」という代表的な性質を持っています。

■相生関係
木が火を生み
火が土を生み
土が金を生み
金が水を生み
水が木を生む

というサイクルを表しています。
これは「母子関係」とも呼ばれ、ツボを用いて身体におきた症状を改善しようとするときに知っておきたいルールです。例えば胃の調子が悪い場合を例にとると、胃は五行では土に割り振られているため、その親にあたる火の性質を持つ小腸、もしくは子である金の性質を持つ大腸のエネルギーが流れるツボを刺激すると胃の調子が良くなる、といったように考えます。

■相克関係
木は土に克ち
土は水に克ち
水は火に克ち
火は金に克ち
金は木に克つ


それぞれの性質がもつ力関係のサイクルを表しています。こちらも同様にツボを利用する場合のルールとなるもので、再び胃を例にとって考えると、胃の働きが活発になりすぎておこる症状などに対しては、土の性質に克つ存在である木の性質を持つ胆のうのエネルギーを持つツボを刺激し、胃のエネルギーを抑えることができるとされています。

(以上)


(参考図/李家幽竹)
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難しくなく比較的分かりやすいと感じる山木先生のお話をアップしてみました。 『氣』は一見して難しく難解に思われますが、人の体にはかならず存在し、私たちの命の源(みなもと)と理解して頂ければいいのです。

ところで表題には『経絡と北投石』とありますね。『氣』の観点から北投石との関連性を調べてみました。この北投石とはblogでもすでに数回にわたりご紹介しております。

(以下参考blog)
◆『薬石』北投石について
http://akimine-hm1283.blog.jp/archives/7393717.html
◆『北投石の効能と使い方など』
http://akimine-hm1283.blog.jp/archives/12348998.html
◆台湾「北投温泉博物館」へ
http://akimine-hm1283.blog.jp/archives/11589930.html
◆台湾「北投温泉の源泉」へ
http://akimine-hm1283.blog.jp/archives/11632060.html
◆忘れ去られた『ラジウム療法』
http://akimine-hm1283.blog.jp/archives/7320212.html



(北投公園)
(北投温泉博物館から)

実際にblog著者は台湾の台北近郊の新北投にあります 《北投温泉》にも行って参りました。

この北投石は、上記のblog内に書いてありますように台湾の北投と日本の秋田県玉川温泉にしか存在していません。
『薬石』と呼ばれている奇石(きせき)でもあります。

台湾統治時代にたまたま地質研究者の岡本氏が発見し、日本に持ち帰り国内でさまざまな検証や臨床実験も行われていました。それは国立の病院、または国立の大学です。天然の鉱物による治癒方法は成果も出ており、難病に属される病気にも一定の成果が上がりました。

ですが、戦後この自然治癒や温泉治癒方法は人々の目線から見えないところへ埋もれてしまいました。

いまは知らない人がほとんどで「石ごときが?」の疑い深い目線でみるようになり、そこに《利益》を重視したまがい物も現れ、せっかくの薬石『北投石』も効能を発揮できず、真偽の色目の狭間で実にかわいそうな存在です。

(博物館内の紹介文)


とはいえ、良いものはやはり良いもの。これは変えられないことです。石から発する《ラジウム》が体内の調律を整えてくれます。ですがラジウムの発する量が多いからいいとは違います。実際にブログ著者へ訪ねてくる方々も線量の高いものを求めたがりますが。

阿陪先生の著書「北投石の秘密」を引用しますと、北投石に含む放射線、「ラドン」や「トロン」が人間の原始生命の支配者《間脳》を刺激して、快感と疼痛の緩和を果たしてくれます。さらに、この北投石の放射線ならば毎日数千カウントの放射線を患者に受けさせてもまったく害はないと言います。

石から発する放射線は天然ラジウム。これを体のツボに当てて、放射線は人体内部に深く浸透し各内臓に作用します。解毒作用によって体質を改善し、体位を向上する効果も期待が極めて高いと考えております。

この『薬石』をご紹介するにあたり、あらためて石の歴史などを調べてみると忘れ去られたとは言え、その効能は驚くことばかりです。阿陪先生のところへは知人のご紹介で長嶋茂雄氏も訪れていたといいます。知る人ぞ知るとはやはり『薬石』です。

しかし、前記blogでの記したように日本では天然記念物として認定され、石の採取は不可能になりました。採取すると不法と見なされ法律で罰せられます。本家の台湾においても、北投地区ではこの奇石の保護活動がさかんになり、採取は出来ません。いまある本物は、採取禁止前のごく少量の北投石しかありません。

著者は、知り合いになった親しい台湾の親日的な現地友人のご好意により入手が可能なだけです。個人所有で石のコレクターです。西洋クスリ漬けではない天からの授かりものを是非日本の方にオススメしたい。それだけですね。

口コミのみにしますので本物を求めたい方は是非。北投石についての御質問は著者へお気軽にお問い合わせください。何時でもどうぞ。まずは下調べして下さいね。そのほうが時間の節約になります。


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(著書個人所有)