洪門天地会の長房青蓮堂についてNO1の続きです。








■洪門天地会の存在が清朝に発覚
洪門(ほんめん)天地会の起源についてさまざまな論評や説がある。

ときの支配者、清朝の清官が書いた調書から見たとき、1786年(乾隆五十一年)11月27日台湾で起きた『林爽文事変』が洪門(ほんめん)いわゆる天地会の名が初めて表世界に出てきた出来事であった。

清朝時代の歴史書によると、当時乾隆皇帝は、事変を鎮圧するために清軍を10万人(実際は6万人)を台湾に送り、そして白銀1000万両、現在の円価値換算でおよそ80億円 (参考資料) の大金を消耗した。

この台湾で起きた大事変により、清朝は 「天地会」の存在を知ることとなった。しかし、この時はまだこの会党(秘密結社)が誕生してからすでに20年以上経っていたとは知る由もなかった。


■洪門(ほんめん)天地会の制度
洪門(ほんめん)という組織は、血縁を帯紐に結んだ異性結拝であり(会員の姓はそれぞれ違うが、洪門の門下に入れば皆家族と見なす)、いわゆる氏族組織である。

さらに、基礎には共存共栄や相互共済、そして工商業を営むビジネス業に長けている組織でもある。活動範囲は国境を持たない思想から 第三種社会組織(第三世界)またの呼び名を『会党』(今で言うところの秘密結社)として存在している。

中国の封建社会の後期に自然に形を成してきた組織体系である。


■正統洪門天地会の職位
洪門天地会の組織には、『洪棍』『白扇』『草鞋』の三職位のみ存在する。

(以下抜粋)

●洪棍
「洪棍」(ほんこん)は元帥(げんすい)である。または爐主、総理、洪門最高階級の統帥にあたる。中華民国の国父である孫文はこの職位にあたる。

この職位により漢民族の起義(革命)、清国からの解放活動や資金の調達が可能となり、後々の辛亥革命(1911年)に繋がった。 中華民国の国父 孫文は、1903年にアメリカの洪門天地会に属する致公堂に入会し、「洪棍」の職位を受けた。

●白扇
「白扇」(ぱいさん)は文職軍師である。宰相、書房職も関連する。白扇は頭脳能力者である事が必要。財政的な管理や、兄弟らの管理、知的さと聡明さを兼ね備えた洪門五房配下の山頭に貢献できる人物。管轄下には「草鞋」が控える。

一般的に白扇は一般会員の活動に関知はしない。白扇は有言実行であり、書房職により規律規則の一切を伝承する重要な立場にある。 白扇に対する認識は、一つの組織。例えば一つの山頭や山主の階級がこれにあたる。

それぞれの山頭や山主は与えられた地区や区分を統括し、決められた総体的な目標達成に向け運営権限を持つ。 ただし、この職位は「洪棍」にはなれない。

●草鞋
「草鞋」(そうしぇ)は文武職である。将軍職も関連しており、管轄は旗下の一般会員らである。ならびに組織任務に従事する。 草鞋は、見識があるほかに会員からも尊重される人物。人望が厚く、なおかつ胆力が必要であり、決して自分勝手や私利私欲、強権強欲であってはいけない。自己に対し戒めができる人物。

配下に部下が付き、日常の小事は自己判断で処理し、大事の場合は上層幹部の「白扇」に報告し指示をうかがう。 なお、この職位は「洪棍」になれる。

●四九
「四九」(しく)と呼ぶ。これは一般会員を指し草鞋の指示を受け、行政関連やその他の業務に従事する。

◆香主
香主(こうしゅう)と呼ぶ。洪門の儀礼式の一切を取り仕切る職位である。白扇は香主までしか昇級はできない。つまり、洪棍にはなれないのだ。

香主は洪棍が適任者を選任でき、洪門伝統規定として香主の職は一人にのみに伝承されていく。


、、、以上だが、それぞれは崇高な修行者であり、洪門の発展に務めるが職責である。ただし、越権してはならない。 

なお、洪門天地会の昇級職位制度においては、以上三花(さんか)の職位・四九・香主は、兄弟らの推薦 (公推公舉)により、申請後洪門の各五大房により承認を受けたのちその職に就く。

そして、これらの重要職位においてその内容継承は、職位に就くときに始めて教授される。つまり、指名された職位に就いた者だけが、さらなる具体的な組織の内容や活動を知り、ほかの職位の者は知ることは出来ない。 としている。

(抜粋了)





2011年に実際に開催された 『2011洪門学と洪門天地会発展〜学術研討会〜』にて、何洪棍(かほんこん)が述べた内容を分かりやすく途中まで紹介をさせて頂きました。公開できる範囲があることは言うまでもありません。 何故ならば、「真似をする輩」が跡を立たないからです。

さて、この 洪門(ほんめん)は東洋において三百年以上の歴史のある組織であります。中国大陸での活動からアジア各地へ。そして現在、その網目は全世界に広がっています。洪門(ほんめん)の発祥は三百年以上だが、その源泉は紀元前からすでに完成されていました。

この華僑や華人がメインの結社も時代とともに進化し、主旨だった《滅洋興漢》、《反清復明》のような革命的姿は身を消し、現代は共創・共栄・共享そして、相互共済・博愛精神・人類平等・地球和平を目指すべく未来像が変わりました。

各国のロッジ(山・堂・会社など)では地域社会と連携し、経済の発展と成長の活性化のもと、活発に活動をしています。

国境を持たない考え方はまだ日本では受け入れ難いのかもしれませんね。なぜなら長年島国として歴史を形成してきたためであるが、 真の国際社会化はいまの欧米型資本主義のように喰うか喰われるかというような弱肉強食ではなく、地球市民としての観点で見ています。

魑魅魍魎のような世界構図はだれも望まないはずです。弱肉強食や強欲強権な世を好みますか?否、 『清廉な世界』を私たちは求めていきます。

洪門(ほんめん)、日本では数年前からアジアンフリーメイスンの名で浸透が始まっています。情報キャッチの長けている人々はすでにご存知でしょう。 

不必要な戦争、不必要な格差、不必要な対立はいったいどうすれば成就させ実践ができるのかを考え行動し、地球人類がひとつにまとまる前兆になることを願っております。


文小林明峯








⑶に続く。





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