小林です。
二月からわたくしの個人的に思うことや会の事について書いています。
★参照サイト
「価値を知る」
http://acfreemasons3821.blog.jp/archives/68872555.html
世相が慌たゞし中、本日はとある「日本の憲法」について考えるシンポジウムへ密かに参加をさせて頂きました。憲法について右もなく左もないとし、それが若い人たちの間で真剣に考えるようになってきたことは、難しい問題ではありますが誠に嬉しい事に感じますね。
さて、少しずつながらアジアの秘密結社がネット検索で出てくるようになりましたね。ですがマフィアのカテゴリーにされて[・・・実際は全くちがうのになぁ]と心寂しく思うところではありますが。
以下は、洪門(ほんめん)について結社の区別を理解し書かれている箇所が載っているサイトを見つけました。
ネットより
http://www.wikiwand.com/ja/%E8%BE%9B%E4%BA%A5%E9%9D%A9%E5%91%BD
(文中より以下転載)
〜結社参加者〜
清末期、各地で洪門(天地会)五房の長房青蓮堂、二房洪順堂、三房家后堂、四房参太堂、五房宏化堂または別の四川発祥の哥老会などの秘密結社が結成され、反清活動を展開した。これらの秘密結社に参加したのは地主士紳、農民、手工業工者、商人などであり、士兵を初めとする都市で生活する各階層の民衆や無頼漢によっても構成され、地主士紳階層が中心となり「反清復明」の思想を提唱した。
哥老会は華興会を、青幇は光復会を、三合会は興中会とそれぞれ親密な関係を構築し、孫文もかつては広東省由来の洪門二房洪順堂会派の致公堂の会員であった。1908年以前、革命人士はこれらの結社と緊密な連絡のもと武装蜂起の準備をすすめ、清打倒に重要な役割を果たした。
(転載了)
私論、、、。
『秘密結社』
実態の解明が難しい集団。
いかがわしい集団。
カルト的な集団。
悪魔崇拝の集団。
はては、世界を支配する集団。
などなど。
しかし人を引き付ける魅力な言葉。
洪門(ホンメン)、すなわち天地會には多くの客家の人々がいます。海外の華人や華僑は6000万人としており、その90%が現実になんらかの洪門(天地會)組織に所属しています。ただ、客家の人間すべてがイコール洪門の人間、ではない事は言うまでもありませんね。
1911年辛亥革命の起義(革命)後、正統洪門は蒋介石(青幇 二十三代悟字輩)の制圧的圧力により地下へ潜ります。そして蒋介石の軍閥と共に台湾へ流れた別の四川省発祥の哥老会が勢力を伸ばしていきます。ですので、台湾で洪門と名乗る組織の多くは、洪門(ホンメン)すなわち天地会なのではなく、哥老会であることが正解なのです。そして蒋家支配から台湾出身の李氏へ政権が変わる際に、暗に相互利用が作用し、いわゆる黒幇(土着の顔役・チンピラ系・黒社会)が取り仕切る票田(有権者に関する選挙用語)を確保したいが為に(ボス役が政治家になったり)政治は絡めていきます。
最も、清朝への対抗する共闘協力の案を哥老会へ持ち込んだのは洪門(ホンメン)側でありましたし、これは歴史書にも載っていることなのです。
その後、秘密結社である洪門はアジアの地で静かに発展し、かたや中華人民共和国の建国に携わり、かたや北米南米へ散ったグループはチャイニーズフリーメーソンとして発展します。と同時にヨーロッパへも進出していきます。
時は流れ、今では各国で華人や華僑のみならず、現地の有望や希望のある人々も吸収しつつ、世界に股にかける一大勢力(客家グループ、又はアジアの国際的共済会組織)として成長しております。
只今だに、ネット検索をすると五祖宗家である洪門(天地会)がなんとチャイニーズマフィアとカテゴリーされているようですが、組織構図を真似た連中を取り上げたのだと思案できます。そんな論者は例えると、地面の表面を掘っただけで、全てを掘り起こしたと思っているのでしょうか。そもそも、洪門(ホンメン)の真髄を真剣に研究している専門家や学者、研究者らでさえ百年以上掛かっておりますが、いまだ解 明 は で き て い な い のですから。
秘密結社・・・おそらくこれは人間が社会構成を作る中で、必ず出来るものであり、そしてそれはいつの時代でも人々を魅了する事でしょう。
参照サイト
ドラゴンのサンクチュアリー 思念の源(生命の樹)
補足
おもしろい参考サイト
⑴客家【ハッカ】とアルケナージユダヤとはどっちが優秀(知能が高いか)ですか。
⑵客家と華僑のちがいは?どちらも中国で財をなした商人という意味のようですが具体的に何が違うのですか?