小林です。
備忘録へ記録しておきます。
今も尊敬するお方です。
《今は日本にも少なくなった昔の日本人のような【義】に生きる男たちもアジアにいる。ベトナムでタイで、カンボジアで【義と情】の男たちと出会い、その意気に感じてオレは彼らと一緒に戦ってきた。恐らくオレはこのまま路上で朽ち果てるだろう。…まあ、こんなバカがいた、と誰かに語ってくれよ》
〜裏表紙より〜
著者は、夜のマカオで一見して尋常ならざる初老の男性を見かけた。マカオの有名なホテルの最上階にあるVIPしか集まらないカジノで初老の男性は一人ひっそりとお酒を飲み、静かに腰掛けていたという。洋服の上からでも見て取れる初老とは思えぬ鍛え抜いた筋肉質の身体。
波乱のアジアで一人の日本人が生き抜いた凄絶な生涯。是非一読して頂きたい、アジア人としての日本人の意義がここにある。
このご本が書かれたのは1999年。
実は私小林は、この首領を存じ上げている。深き尊念は今だ消えずに心に秘める。
表紙にマフィアと書かれているが、常人が知る悪どいものではない事は言うまでもない。これは【幇】(ぱん)と言う。人々の相互扶助と貫ぬく義人精神を美学とし、これを真似るチンピラ如きの三流品ではなく、ましてや外見のみの二流品でもない。
大義で動く本物の【漢】(おとこ)たちであり、アジアに難が起きる時には、国家を超え必ず動き出す超一級品の男のなかの漢たちである。
因みに、ノンフィクションどころか、まだ書き切れていない事が沢山ある事をお伝えしよう。
アマゾンより