小林です。
日本でも洪門(ホンメン)を冠した書物が出版される様になりましたね。

そこで、わたくし小林明峯から一つ正統継承されたものをここに記したいと思います。


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洪門(ほんめん)すなわち天地会明朝末期から清朝初期に発祥した民衆による相互救済の組織である。論者の中には中国春秋戦国時代墨家集団との関係性を求める声がある様だが、これは全くの間違いである。

墨家はあくまでも精神の一つの表れであり、関羽を祀るのも精神の一つとし、正統洪門(ホンメン)すなわち天地会にはこの伝承は無い。なので、見受けられる関羽や鄭成功を祭壇へ祀る洪門と称する会派は実は哥老会(かろうかい)なのだ。(台湾に多い)


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(洪門とは違う会派哥老会は替天行道を掲げる)


正しきものは、洪門(ほんめん)すなわち天地会は、儒教道教に最も重要な関係性がある。そして洪門五大系統の長房(最上位)である青蓮堂には仏教の教えがさらに組み込まれている。

これを【三教合一】と内部は言う。

正統継承した洪門天地會青蓮堂日本總會は、この伝承に全神経を注いでいる。さらに洪學(ホンガク)を学ぶ。

第三世界に君臨する洪門は入会に際しては厳しい面談ののち、予備会員の段階を一つ一つクリアし(予備会員期間は非公開)、やがて正式会員となる。

入会は祭壇にて「儀式を看る」とし、木楊城を体験、死と生の過程を経るにあたり人類進化の精神を見い出す。

さらに、道教の易經八卦九宮の五行唱の暗誦(あんしょう)と七字調の詩を暗誦し、十三関門を歩む。その中、木楊城には布陣ごとに各手勢があって、その詩詞は多数存在する。一つでも誤暗誦が生じれば、門扉は閉ざされ二度と開く事は無いだろう。失敗は決して許されない世界なのだ。これが正式会員になる過程である。

我々宗家は今まで多くの資料を出して来なかった。その経緯として出せばすぐに真似をされ、文を編纂し自己流へ変える連中がいる事を知っているからである。洪門の看板でメシを食う輩はいつの世も存在するものだ。

入会希望者の中には、洪門(ホンメン)の標語を自己解釈し、自分の道理が正しいと思っている人間がいるが、洪門には洪門の道理がある。言葉尻は取るものではない。数百年の積み重ねは誠に深く、広いのだ。





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つづく