小林です。
師走になり、世間は益々慌ただしくなってきています。忘年会と言うのでしょうか、一年の労をねぎらう飲み会が和気藹々な雰囲気のなかで、夜な夜な街角を賑わしていますね。

わたくしもそんな忘年会でいわゆる「位の高い人」たちにお呼ばれされ、同席させて頂いております。

この場合の位が高いとは、肩書きを持つ人や企業で役職が上の人などそういった事を指していますが、自らの努力によって成功を手に入れた方々です。

ところで「位」という字は、【人・立つ】が合わさった文字です。これはその昔皇帝に謁見する時に、皇帝から見て、近くから側近や信頼のできる人間が立ち、貢献する順番に並んだ事から由來しております。正一位(しょういちい)や従一位(じゅいちい)はこの名残りですね。


では位の【高い人】はどんな人なのでしょうか?


高い人を説明するには、ふさわしい文字がございます。これは【亮】(りょう)という文字です。

「亮」がもつ「リョウ」の響きには、どこか「涼し気で爽やか」な雰囲気があります。また漢字の「明らか、明るい」「まこと」の意味から「明るくて元気」「誠実」である様子もうかがえます。「明らか、明るい」の意味から転じて、頭の中にくもり(邪念や邪心なく)がなくスッキリしている「聡明」なイメージもありますよ。道理に通じて(筋を通す)聡明な様子を表して「亮達(リョウタツ)」という熟語でも使われます。
(参考サイトhttps://ichigoichina.jp/kanji/9/%E4%BA%AE()は付け加え


【亮】とは、知性・聡明があると同時に明るいや、誠実さがあるなどと一般的に言われています。文字を分解すると「高い・人」になります。かの諸葛孔明も名を「亮」と呼びます。


わたくしは高い人=亮である事は、さらに【=】(イコール)していくと、【人間性】に通じているものだと思います。日々自己研鑽に励み、徳を積んでいく事が【人間性】を高める事に繋がる。難しい事かも知れませんが、自分がより良い磁石となって【和を創造する事】できるのです。






あなたは「高い人」をどう思いますか?





つづく