小林です。
久しぶりに投稿をさせて頂きます。
一番風がついこの間吹き、春の訪れは足音を鳴らしながら徐々に近づいています。

さて、私たち洪門(以下 ホンメン と呼ぶ)すなわちチャイニーズフリーメーソンに対してのご質問やご意見が益々多く届く様になり、その内容は良くもあり悪くもありだが、でも世間様から目が向けられる事はありがたく感じております…。


良いほうのお話をしても仕方ないので、悪しほうでお話しますと例えば、米英アングロサクソンフリーメーソンのパクリなのではないか?、洪門はチャイナロビーで実は反日活動を行っているのでは?、チャイナマフィアなので悪魔崇拝をしているのでは?、と疑問符付きのご質問ならまだしも、確定された言い方をなさってくる方もいらっしゃいますね。


思想は自由であるべき。
思考も自由であるべき。


ですので、わたくしからは「あなた様が思う様に思えば宜しい」、とお答えしたいですね。

人は「こうだ!」と思い込んだらなかなか直せるものではありませんし、外的な強要もいけません。気付きや覚醒の最中は、人は色々な論評を見るべきであり、その中から信じるものを見つければ良いのです。


とはいえ、ではそうなると上記の質問はじゃそうなのか…。
洪門内部に居るわたくしからいくつか申し上げます。


まず、アングロサクソンフリーメーソンのパクリなのか?という問いかけに対し、これはパクリではありません。歴史的背景があります。

その背景を申し上げますと、その昔「苦力」(クーリー)と呼ばれる人々がいて、これは黒人の奴隷貿易が廃止された後、白人植民地の労働力やアメリカ開拓の労働力が不足した際に、輸出されたアジアの人々です。労働力なんてカッコよく言いますが、いわば奴隷です。

当初は貧しい英領インドの人達が使われましたが、(元々クーリーはインド人を指す言葉で、当て字が苦力)やがて清国の人達が使われるようになります。アメリカ開拓で労働を強いられた苦力は、自分達を奴隷として見ないこの「自由・平等・友愛」を掲げたフリーメーソン団体に希望を求める事は想像に難しくありません。

彼らは生きる希望を切に願い求めて、懐かしくそして神々しく見えたコンパスと定規のマークを旗印とし「共済会」を作ったのが始まりです。フリーメーソンとは共済会を意味していました。

当時、苦力の中には数多くの洪門会員がいました。洪門にもフリーメーソンと似た標語を掲げており、尚且つ理念や制度が似ていて、思想の融合はすみやかに結ばれていきます。

簡単にお話しますと、この様な流れになるのですが、まだ深いものがございます。それは「洪門(ホンメン)」という隠された巨大な組織です。コンパスと定規は、この組織にも遥か昔から存在し、道具としての意義もちゃんとあります。

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ただこうなりますと、文章が長くなりますので、今日はこの辺にして次に参りましょう。


次は、チャイニーズフリーメーソンすなわち洪門は反日活動を行なっている?についてですが、由来として確かに抗日戦線つまり日中戦争、八年抗戦とも言いますが、この時多くの洪門会員が日本との戦いに参加した事は間違いありません。

その歴史を忘れてはいけないという思いから、この戦争開始日を記念日として、一部反日デモを行なっている洪門の団体がある様です。南京事件が主な対象になっていると思いますが、暗に政治的背景も無きにしも非ずと感じております。

「じゃ洪門は一枚岩ではないね!」と言われましょうが、そうであるがそうでもないのです。この表現は難しいかも知れません。

でも、実は洪門という組織は日本とアジアの植民地解放を共に目指した共闘した歴史があります。それがいつのまにか宿敵に変わっていった謀略とも言うべきものが働いていました。やがて陰で操作した者どもが世間に晒されていく事でしょう。



ただ、今はわたくしも少なからず立場のある人間ですので、誠に申し訳ありませんが、これ以上のコメントは差し控えさせて頂きたく思います。ですが、そう遠くない将来、問題解決へ向けて平和を基調とした流れになってゆく事は申し上げたいと思います。

その中で、洪門天地會青蓮堂日本總會は過去の戦争の怨恨だけを次世代へ伝える事ではなく、二度と戦争という過ちを行わない信念のもと、国家や国民同士が手と手を繋ぎ未来的和平志向で歩み、アジアの民の共存共栄を追求する事を志しています。天下太平は独りよがりでは成し得えないとして、この追求に一片の曇りもない事をお伝え致します。

洪門天地会 長房 青蓮堂配下一同は洪の伝統を重んじ、意志をしっかり受け継いでおり、常に世界和平を求めております。

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最後に、マフィア組織なので悪魔崇拝の組織ではないか?とご質問がありましたが、わたくし自身もし洪門がマフィアや悪魔崇拝の組織でしたら、そもそも入会はしません。

洪門は神事も行います。
厳かな雰囲気の中で儀式は進行され、これが(稀に)外部へ漏れ、外から見るとなんだか怪しげだ、となったのではないでしょうか。

マフィア組織の論については、私たちの組織構築を真似た者が数多く存在しているからなのだと思います。「義」を重んじる所で「マフィア」と結びつきし易く、それがやがてイコールされたのでしょう。あとは、映画や小説もそう演じたり、そう書いたほうが一般の人々の目に止まりやすく売れやすい、そうやって畏怖の念が確立されていったものと理解しています。

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文が長くなりましたね。
いつもさらっと書かせて頂いておりますので、誤解釈や乱文はどうぞご容赦下さい。


まもなく、3月11日になります。未曽有の大震災から8年の月日が経ちます。いついつまでも忘れず、被害を受けた全ての方々に深く哀悼の意を表します。明日は同時刻に黙祷を捧げます。




では、長くなると人は読み飽きるものです。





又、いずれの機会に。






あなたはどんな未来を求めてますか?