小林です。
洪門天地会(ほんめんてんちかい)には古くから「洪學(こうがく)」という学問があります。
これは仏教・道教・儒教の三教から成り立ち、我々は三教合一と呼んでいます。
日本総会では、更に五教合一を目指しております。
「洪學(こうがく)」とは、、、。
物事の考え方から始まり、思想、道徳、倫理、道理、人道、啓発、修行など多岐にわたる洪門内部の学習であり、
人としての奥行きや深さへと繋がり、
これにより各房を頂上筆頭に個々の傘下には広大な組織系統が広がっており、
人の更なる進化、組織の更なる拡大をしております。
さて、今日は、、、。
仏教の四諦八正道(したいはっしょうどう)という言葉を聞いた事はありますか?
これは釈迦、つまりブッタが35歳に悟りを開いてから、80歳で亡くなるまで問い続けた教えです。
四諦(したい)は、四つの聖なる真理。
一つ、この世の人生は苦であるという真理。(苦諦)
二つ、そしてこの苦には原因があって、それは煩悩であるという真理。(集諦)
三つ、苦が消滅し、涅槃という境地が現れ煩悩を滅する真理。(滅諦)
四つ、涅槃に至る道が存在するという真理。(道諦)
この道を八正道(はっしょうどう)と呼ぶ。
八正道とは、
正見(しょうけん)
正しい見解とし、四諦を知り、偏見や迷妄から離れること。
正思(しょうし)
正しい考え方とし、邪な思惟を断つこと。
正語(しょうご)
正しい言葉遣いとし、嘘や悪口を言わないこと。
正業(しょうごう)
正しい行いとし、盗みや殺人を行わないこと。
正命(しょうみょう)
正しい生活とし、誠実な生き方を営むこと。
正精進(しょうしょうじん)
正しい努力とし、無知や煩悩を克服するために絶えず努力をすること。
正念(しょうねん)
正しい注意とし、感情や精神を意識して、邪念が入り込まないようにすること。
正定(しょうてい)
正しい集中力とし、「正定」と「正念」によってはじめて、「正見」が得られ、心正しく統一させること。
…全てをこなすことは誠に難しいでしょう。
仏教的智慧の一つ一つを正しく理解し
努力をし続けていくことこそが
真理へ到達するための
人の生きる道ではないでしょうか?
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★2019年5月12日 日曜日★
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〜引き出そうココロとカラダの可能性〜
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※決まり次第お知らせします。
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