小林です。

お久しぶりです。
目まぐるしく世界情勢が刻一刻と変化しております。西から東へ時代の流れは緩やかさから段々とスピードを増していき、アジア時代の到来はそう遠くない近未来に皆さんは体現できることでしょう。その為わたくしも色々と忙しいようで。

さて、、、。

今日はほかでもありません、香港で民衆による平和的活動に暗雲が立ち上っている件で、アジア最大結社 洪門(ほんめん、HONG MEN)と自称する団体が自らの文章を世界公開した件について、非常に珍しいケースではありますが、わたくし小林明峯は洪門内部の人間として、申し上げたいことがございます。

香港での一連のことは、日本でも大きなニュースとなり、ネット上でも詳しく説明がなされているので、ここでは省かせて頂きますが、香港人(わたくしから見て、普段は穏やかでも一度火が付くと団結力は想像を超える)たちが「反送中」デモを起こしている件です。

今では中国本土から軍が出動する騒ぎにもなり、世界から大変な注目をされています。

そんな中、7月22日付で「洪門・中華民族致公文化総会」と名乗る台湾にある一団体が公開文章を発信し、大きな反響を呼んでいます。
(以下写真添付)

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まず、「はて⁇ なにこの組織は?」

洪門と名乗る団体はじつは世界中に存在します。。大昔のことは別として、18世紀後半から19世紀初頭では、中国の海外における華人や華僑の相互扶助的な組織として拡大しました。各国においては会派支部によって考え方や方向性に違いはあるものの、大きな枠組みの中で総称として洪門という組織が存在しております。

日本でも、ネット検索をすればヒットするのは「国際洪門」や「新洪門」、または「全球洪門」などのネーミングでしょうか。しかし。厳密に言いますと、彼らは国際性があるような名称を使用していますが、我々宗家にとっては大したことのない問題です。この組織たちに非正規非正統の論はあるが、今日は香港のお話なので省略します。

22日、写真の文章が出た以降、アジア圏の正統洪門団体や洪門活動圏(全世界)の団体は、この組織は何モノかと徹底的に調べあげました。

そしていとも簡単に台湾(またもや台湾か!)から出てきた組織だとわかりました。2017年製です。(失笑)

文章の内容を詳しく説明したいところですが、日本には非正統団体があるので、(先日なんととここから訪問者がやって来た!)とても残念ですがここは触れません。本当に困った連中がいるせいで皆さんに申し訳ありません。

とはいえ、それでは今ここまで読まれた方々に大変失礼だと思います。ですので、僭越ながら少しばかり内側を説明をさせて頂きたいと思います。


まず文章の中ほど、ちょうどコンパス定規のマークがある下の行に「港島內三合會,紅花會,同盟會,哥佬會,洪門會,和勝和等社團⋯」とありますが、ここを見ていきましょう。


⑴ この港島とは香港島を指しています。


⑵ 次に三合会(さんごうかい)。たしかに昔は洪門の傍流でしたが、今は名を借りてマフィア化しており、もはや正統洪門とは言えません。

⑶ その次は紅花会(こうかかい)。内部の結社人からみると、ここがまさに噴飯ものです。そもそも、紅花会は金庸小説の中から生まれたもので、香港マフィア内にも、正統洪門内部にもこの組織は存在しません。まさか小説からあたかも実際する組織が生まれてくるとは、当の著者もさぞかしびっくりしている事でしょう。

同盟会(どうめいかい)。これ即ち、中国革命同盟会であり、これはたしかに存在しております。が、前身は辛亥革命ののち、中国国民党(台湾の政党)となり、これが何故香港にあるのかまったく意味不明です。

⑸ そして、哥佬会(かろうかい)。これは中国四川省発祥の結社であり、本来は哥老会または袍哥会(ぽうかかい)と言います。中国の共産党支配後、解会され無くなっています。がしかし、この組織はあとで少し厄介になります。それはもともとここは軍人出身者が多く、蒋介石軍とともに組織の残党らは台湾へいきました。やがて、哥老会の名を伏せ、自分たちこそ本物の洪門であると言い始めのです。今も存在しております。だが近年、黒社会(台湾マフィア)からこの系統へ流れた者がかなり多く、この流れを知らない日本人は彼らとビジネスを始めているらしいです。火遊びにならないことを祈るばかりです。

⑹ さて、次は洪門会(こうもんかい)わたくしは正統流派の内部の人間なので「ホンメン」(HONG MEN)と呼びます。香港には正統の洪門はもういません。ですので、香港マフィアが作った「世界洪門歴史文化協会」は、彼らの中でのお遊びごとという事になります。しかし、2018年彼らは「洪幣」(ビットコインのようなもの)を作り出し、大きな話題を集めましたが、マネーロンダリングに使われる可能性が高く、今もインターポールが監視下に置いています。この件については先に述べた「国際洪門」という組織が彼らに対して応援宣言をしています。そして、このマフィアに洪門の金看板を渡したのが、新洪門の蔡龍伸という人物。YouTubeで立派な動画が残ってありますので、ぜひご高覧を。まさに類は友を呼ぶとはよく言ったものです。(そもそも論として、新洪門自体が非正統だが。苦笑)


⑺ 最後の「和勝和」(わしょうわ)。これはれっきとした香港マフィアですね。まだ活動していると思います。


以上、この数行を見ただけでも、こんなにも中身が出鱈目な内容ばかりです。それが文中の組織は香港に存在しているとし、洪門は全組織を挙げて皆で政府を応援しようだなんて。

本物の洪門内部の人が見ると、まことに理解に苦しむばかりです。

さらに文章は誤字も多い。

威厳を作り出したいのか難しく文章を書いているようですが、中身はスカスカです。台湾での正統洪門は、洪門天地会青蓮堂台灣總會であります。


わたくしの説明文章が長くなりましたね。


最後に、わたくしが代表を務めさせて頂いております、洪門天地會青蓮堂日本總會は、反日思想組織などではなく、むしろ正統洪門の精神を伝えるべく日本で合法的組織として真摯に活動を行っております。

情報によれば、日本のいちフリーライター?の記事のおかげで迷惑を被っています。まっ、今の日本はこれから先、右寄りのナショナリズムへ向かうことで、向かうにあたり、そういう論調が出版社などに好かれるからなのだろう。だが、我々はしっかりとこの件を記憶から消える事なく残していくことでしょう。

そもそも、我々宗家洪門はかつて日本と共同し、アジア主義を掲げた同盟の仲でした。その精神はいまだに宗家の我々の中で生き続けており、そしてその伝承継承はしっかりしています。


我々洪門天地會青蓮堂日本總會は、香港の民衆を支持し、香港事案は早急に長期化を解消するべく、民と国は双方理解し合い、平和的な解決を期待しております。




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では、またいつの日か。






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