備忘録へ 『徒然草』   つれづれ草  ・ 序 段   つれづれなるまゝに、日暮らし、硯(すずり)に向ひて、心に移り行くよしなしごとを、そこはかとなく書きつくれば、怪しうこそ物狂(ものぐる)ほしけれ。 ・ 第一段  いでや、この世に生れては、願はしかる ...