「その人が背負った重さはその人がそのままその重さになること」〜サンクチュアリより〜


背負いたくなければ荷を降ろすだけ。とても簡単なことだ。ただ、降ろしたくなければその重さに耐え得る人になることしかない。

そしてさらに。その背負う『事』がやって来たとき、あるいは背負って欲しいとやって来たときに、その重さになんら問題なくすぐさま背負える人でありたい。この事は、日頃の自己研鑽や自己学習にかかっている。

自分磨きとは決して「見栄を張る」ためではなく、「人として」の自覚を持って道理を行うことだ。

私は見栄を張らない。立派な人間になろうとも思わない。それは自分自身が満たされているからではない。しかし、人前で「恥ずかしい人間」にならないようその努力は惜しまない。


少なくとも私はそう思う。

小林 明峯筆