小林です。
面白い記事が目に止まりました。
いまでは世間一般的に認識されているこの「報・連・相」。
これは、「報告」「連絡」「相談」のそれぞれの頭の文字をとって「報連相(ほうれんそう)」とした訳でありますが、さかのぼる事1982年頃、当時の山種証券(現・SMBCフレンド証券)の山崎富治社長が発案し、社内で「ほうれんそう運動」を始めた事が最初であります。
今、この報・連・相は必要ではないという見方も出て来ています。確かに、わたくしが大手企業にいた頃も、この時間のロスなどが見受けられました。部下は「報告」するための報告書類の作成に時間を費やし、「連絡」の際にはご機嫌伺いが先行し、「相談」は自己アピールの場と化していましたね。
下記サイトの著者は、「相談」より「確認」ということのほうが「自主的人間」を育てることにつながるのではないかと言います。つまり、「確・連・報」『かく・れん・ぼう』だと言う。
これからは「報・連・相」より「確・連・報」が効く
自発的な人材が育つ「かく・れん・ぼう」とは?
参照サイト
なるほど、記事を読みますとなにか納得する。相談は必要ではありますが、確認はもっとも大事に感じます。
そんな中、連絡や報告がどうも下手、苦手な人もいます。これはもう地道に自己学習に任せて努力してもらい、都度切磋琢磨していくしかないでしょう。
なんてだって気が付かない人は悪気があってではなく、本人が理解しない限り、まわりがいっくら口うるさく言っても無理なのですから。打開策は己れの気付きのみです。
世の中にはゴマンとこの様なビジネスの悩み解消本や啓発本など多く存在します。参考と実践はまた違うと思います。自分自身の扉は自分自身で開けないと他人は水先案内人までは出来ますが、扉までは開けてくれません。
結局、やるか、やらないかは本人次第。
自己啓発、自己研鑽です。
時代は『確・連・報』を求めていると実感します。著者へ感謝したいものです。