小林です。

今から一年前に書いた文章が目にとまりました。(以下より)あれからこん日まで、いろいろな出会いがあり、いろいろな評価を頂戴し、いろいろな誤解も受けてきました。今では洪門(ほんめん)に関する情報も日本社会へ出てきております。


その情報の中身は深く追求ぜすとも、洪門(ほんめん)の洪」の字が世間様に出てきたことは、わたくし小林は心なしか嬉しく感じています。


この巨人洪門の片鱗に触れた人びとには、


それぞれが感じる洪の道があります。

それぞれが見た洪の道があります。

それぞれが実践した洪の道があります。

それぞれが目指すの未来があります。


それは悪意のない洪家の一員として、善良なる精神を持つことを切に願います。


この世は四層構造からなり、各層は多層化しております。わたくしのような輩はとくに表世界の一般社会に現わられなく済むように、人類が望む平和な世界と安寧な生活が一日も早く皆さんで掴み取れますことを深く祈念申し上げます。







(以下、加筆あり)


はり、世間体では我々洪門(HONG MEN)へ対してなにやら『悪』のイメージが広がって定着していることが、とある会合へ参加し真摯に理解できました。


この『洪門』という東洋のフリーメイスンにその【威】を借りた輩は後を絶たない事は事実です。


名を借り、悪さをする連中はいつの世も存在しますし、書物も映像も【畏怖の念】を配信し、そうやって作らないと売れないこともあるでしょうが、需要と供給の間(はざま)に私たち洪門は存在してきたのでしょう。


その中で、相互扶助や兄弟気質を上手く利用したり、または名牌を借りお金儲けをする輩、あるいは名牌を使い悪業をする輩、私心利己が目的の輩などなど、魔欲と化したごく一部の人間がいることは事実として受け止めています。だが、おそらくこの事はどの組織でもあることでしょうが、幸い至って排除する事はできます。


ただ、そうは言えども正統宗家の主旨は数百年も変わらずに今も存在しています。長房の洪門天地會青蓮堂鳳凰郡(五房最上級)は創立1761年であり、民衆の相互扶助の精神は紀元前まで遡ります。


正統系統を守ること然り、共存共創そして共享のもと、伝統と精神は絶えることなく、どの時代も私たちは存在してきたしこれからも存在することでしょう。


そして、悠久な歴史のなかで《変換期》《変革期》に度々登場します。私たちは人の乱世を見つめ、人の愛情を見つめ、人の成長を見続けています。ひたすら、これ以上人類は愚かでないことを期待しながら・・・。






《参考アップ》

【洪門(HONG MEN)】

 〜天地会・Dのサンクチュアリ〜 

Chinese freemasons

2015/07/28 21:38

http://acfreemasons3821.blog.jp/archives/38281284.html?p=2

より抜粋。









~洪門の性質~ 

洪門つまり天地会は民衆と親密な関係下にある。その性質は以下から垣間見ることができる。 


・誓約の性質 

ここでは洪門天地会(五房)の話をする。洪門とは天地会であり同一もの。


(五祖の配下に多くの団体が存在する)



■ 洪門すなわち天地会は、もっとも初期では宗教性を持ち活動していた。その名を 「天地会八卦教」。ですので、宗教形式が基本要素に含まれている。


例えば、「神話」「伝説」「宗教信仰」「思想信仰」「出家的な要素」さらには、「日常生活の模範」「規律」「礼節」。また説くは「人生の未来目標」や「厳かな入会儀式」にその宗教的性質があることで垣間見ることができる。 


・集団の性質 

互助集団」 

互助集団:天地会の人員はもともと社会の下層人士あるいは苦力(クーリ)である。農民が組織的に創った互助集団。初期は力はなく小さな集まりであり、そのうち地方の強権や私欲な政府官人、または極貧の生活を強いられ、その対抗するためどんどん成長し集団化していった。つまり当初は明確な 「反清復明」の主旨よりも、成長に連れて変化したと言える。これが洪門宗家の始まり、天地会である。 


「起義(革命)集団へ」 

起義(きぎ)集団: 洪門は、四川や長江流域にいた別の幇会「哥老会(かろうかい)」(または袍哥会(ぽうかかい)その昔は啯噜(こうろ)と呼ぶ へ対し共闘するよう申し出をする。当初同会は、難色を示すもそのうち合意し受け入れ、やがて明朝(漢民族)を復興させようとする革命集団へ変換していく。(合意された日時の資料も研究によって、いまは明らかになっている)この頃の主旨は明確に「反清復明」 であり、北方から侵略してきた満人を倒し、ふたたび漢人の国を復興させるが目的へ。


☑️ 注(洪門(天地会)、哥老会、三合会(天地会分支)が共闘し興漢会を設立する。この頃、日本と洪門はすでに深く関わっていた。哥老については別途説明)



(参考書物)



~組織概要~ 

数字で一門であることが示せる。 

『洪』(ほん)の字を分解すると、三・八・二十・一となる。二十の漢数字は《廿》なのでこの数字の並びを見ると内部の人間はすぐに身内と分かる。五点二十一もある。だが、会員である「証明」となると手勢や文言または作法がほかにもあって、三重四重の身分チェックがある。 


そして、入会の資格は紹介が必要である。加入した後はお互いを自分の兄弟(義兄弟の契り・異姓兄弟の契り) であるように接し合い、ただし礼儀を重んじ会規は厳しく厳守である。 


この会規は、 「家法」と呼んでいる。 入会時にこれらの誓いを立てる。この会規の内容を知れば、外部が言う暴力集団やマフィアではない事が判明する。厳守な会規ひとつひとつが兄弟愛や社会貢献、平和主義を目指すものとなっているからだ。この厳しい会規がゆえに秘密結社ではあるが、その発展は迅速なもので網目は拡大し世界中に広がった。 


ただ、やはり散見する論評を見ると洪門(ほんめん)を黒社会組織や地下社会、チャイニーズマフィアなどと揶揄する。これは過去の文献が当時の漢民族支配ではない異民族支配(満人)から見た場合の文献が多く残ってしまい、正政府(満人)と反政府(漢人)の見方となった。 


他にもそんな清朝寄りの関連書物の文章からの切り合わせや、門外漢による伝聞、さらに時代の経過で秘密結社に対する好奇心や想像、憶測。または《利用》により需要と供給の狭間でさまざまな意図が肉付けされ、言われもない悪が定着したと考えられる。 


この世界に君臨する巨大結社洪門(ほんめん)すなわち天地会の全体像は、人類が共創・共享・共栄し、そして相互扶助・博愛精神から生まれる経済発展・清廉社会を構築、一致団結を昇華させ、さらに人類平等な真の世界大同(One World)を目指す組織であることはいまも不変である。


(以上)













つづく