小林です。

さらに慌ただしく世相が動いておりますね。

さて、この間受けたご質問に「どの洪門（ホンメン）組織が正しいものですか？」、がありました。

いま、日本のインターネット検索で調べてみると、およそ目にするのは、洪門と称するグループには、おもに、国際何々・全球何々・新洪何々・世界洪何々・歴史文化研究何々…とがある。

最近出来たものとしては、上記の一番下の香港マフィア（14Ｋ）が編み出した歴史文化何々のほうか。中国の中央政府は理解しているが、情報が遅い地方政府はまだ理解していないらしい。見てますと彼らは情報伝達が遅い所へ行く傾向がある。

上記のいずれも正しく継承をされては無く、伝承者としての資格が無い人種、または個別品性に問題が有る人種など、正統の門を叩いたか叩いていないかは別として、いわゆる宗家で言う『洪の看板で飯を喰っている連中 』である。その中、香港の歴史文化何々のほうは非正統が非正統を認知してしまっている状況であります。問題を起こさなければいいが。

立ち上げた会の名称をあたかも国際性のあるネーミングを付けています。これに知らずに利権（中国の政策、一帯一路にあやかりたい強欲者）に群がりたい取り巻きがいる。さらにエセものと知らずに利用されている人は多くいるだろう。そのうちこの連中は、国際性に飽き洪門（ほんめん）大宇宙協会とか銀河大洪門（ほんめん）連邦とか、地球から飛び出すネーミングが現われることを秘かに楽しみにしているわたくしがいます。

もう一度はっきり申し上げます。

これらは『正しく伝承を受けていない！』のです。

海外ではこれらのグループに関わる個人名が平気で出ておりますが、わたくしの人情で差し控えたいと思います。勝手に自分で立ち上げた会の歴史を常に世相によって変えたり（あり得ないこと）、他の書物から伝承に合いそうな文章や言葉を持ってきたり（ある訳がない）、適当に口伝や筆伝を自由創作したり（伝承は永遠に変わる事はないのに）、玄人（本物）からは一目瞭然。実に出鱈目なものである。

私たちの情報網は、様々な事象の「底」まで分かるものです。

このブログも見られ真似されたりしています。なので誤をわざと載せてみたりして真似たあとはわたくしは微笑物です。

中国人の悪いところは自分が皇帝に成りたい者が多く、自分をボスだと言いたがる。それと知識も無く華やかな外見だけを見て群がる無知が多い。そして、一般人の中には真摯に洪門が目指す世界感に感化し、義の精神を信じて入会を求めるが、自身の眼力がないせいか着飾ることがうまい華やかな所（ニセモノ）を見て彼らの所へ入会する。

では何故宗家なる私達はそんな連中へ関知して来なかったのか？

まず、伝統に《偽物は所詮本物には成れず》という考え方と《順天行道》の思想があるからです。たとえば、偽物と知らずに入会をしてしまった人々がいます。これを彼ら自らが選んだ運命と個々の天命だ、として受け止めているからであります。