小林です。
日常が戻ってきましたね。
お正月は如何お過ごしでしたでしょうか?
多くの友人からご本が送られて来ますが、その中でフリーメイソンリーに関するご本を読ませて頂きました。今日はその感想を少し述べたいと思います。
表題に「二つのフリーメイソンリー」と書きましたが、これは主に一般人が知る白色人(ヤフェト)系統のメイソンリーと、日本ではあまり知られていない黄色人(セム)系統のメイソンリーを分かりやすくする為に、区分けした呼び名とさせて頂きました。実際のところ、洪門と欧米のフリーメーソンリーは発祥が違います。
「フリーメイソン 真実の歴史」
クリストファー・アーンショー (Christopher Earnshaw)著
というご本であります。
項目に目を向けますと、、、
両者の類似は数多く存在しており、読み手の想像力は飽きが無くなる事でしょう。
例えば文中には、、、
《1996年9月、フリーメイソンリーのフランス人会員、ブラザーTによって著された論文です。彼は「フリーメイソンリーの起源は中国なのか?」という小論文を著しました。そして、その中でフリーメイソンリーと古代中国における数々の興味深い関連性について触れています。 たとえば、古い中国語の文書における表現には、フリーメイソンと同じシンボルが使われており「スクエア(直角定規) アンド コンパス」といったロッジで使われているシンボルさえも、そういった文書に見受けられるのです。》
など、多数にわたり、我々洪門(ほんめん)との類似点が綴られています。
とはいえ、洪門(ほんめん)すなわち天地会という秘密結社は、時代と共に徐々に表の世界へ現れてきているものの、その秘匿秘密はまだまだ多く存在しております。
そのため、いま世に出回っている現在の洪門(ほんめん)に関する情報や書物は、洪門とは違う四川省発祥の哥老会(かろうかい)のものがほとんどです。
ですので、こちらの著者が情報を集めたものも必然的に哥老会(かろうかい)、又は広東省へ流れた一部マフィア化した三合会(さんごうかい)の内容が見て取れます。
これもひとえにわたくし小林明峯自身が、正統継承した洪門(ほんめん)五祖宗家の最上級に位置する青蓮堂(Lotus Chinese Freemasons)に属する人間だからこそ判り得る事柄です。
だが、そうは言ってもこのご本の内容は、わたくしの知る限り、日本では初めてフリーメイソンリーと洪門天地会の類似性を指摘した書物である事は間違いないです。まことに脱帽ものです。
今後、ナショナリズムの高まる日本では、中国や支那、チャイニーズなどのキーワードは触れたくない思いがありましょう。ますます嫌中思考は広がるでしょう。だが、洪門は違う次元の存在なのですが、なびく人々はそれを知る由もないでしょうね。
一つの方向性を示すと全員がその方向を向く日本人の民族習性、大同意識。ですのでバラバラな方向を植え付け、同一方向に向けさせない。バラけた方がコントロールしやすい。この分断手法は過去も今も変わりません。
余談は別の機会へ。
西洋のフリーメイソンリーには無くなった歴史があります。が、東洋はメーソンをかたる偽者はいますが、東洋の場合は、正統な歴史や秘儀はしっかりと継承されています。
実に触発され、わたくしも多くの事を語りたい気持ちになりました。いずれ筆を取り、「洪の一門」の事を書物にしたいと思案しております。しかし今はまだやる事がたくさんありますので、時期はもう少し先になるでしょう。
アジアの展開、世界の展開はここ数年間で大きく変化していきます。こちらの方がやることとしては先決です。
最後に、あらためて文をしたためたBr.Cris氏へ感謝の念を送りたいと思います。そして、このブログを見た皆さんへご本をお薦めします。
いずれの時に氏とお会いし、共に共通の世界像を熱く語り合いと思っております。
では、本年もゆったりと気が向いた時に、ブログへ綴って参りたいと思います。
どうぞ宜しく。
(参考サイト)
☆ 西洋と東洋の巨大秘密結社
http://acfreemasons3821.blog.jp/archives/74330059.html
日常が戻ってきましたね。
お正月は如何お過ごしでしたでしょうか?
多くの友人からご本が送られて来ますが、その中でフリーメイソンリーに関するご本を読ませて頂きました。今日はその感想を少し述べたいと思います。
表題に「二つのフリーメイソンリー」と書きましたが、
「フリーメイソン 真実の歴史」
クリストファー・アーンショー (Christopher Earnshaw)著
というご本であります。
そもそも、このご本を知った経緯は スコティッシュライトの Sublime Prince of the Royal Secret つまり、王者の秘密の至高の王子 と呼ばれるスコッチ儀礼の32階級に在位する友人から是非ともお読みになって頂きたいとご紹介を受けまして、送られて来たものです。
こちらの友人とは、幾度もお会いし親交を深めており、会談の際は時間が立つ事を忘れさせてくれます。とても崇高な理念と精神を持っている素晴らしい方です。
そして、わたくしが属する洪門(ホンメン)というアジアの秘密結社は、西洋フリーメーソンリーとは、それこそ発祥は違うものの、過去の歴史の中で、双方が協力したことはあります。
こちらの友人とは、幾度もお会いし親交を深めており、会談の際は時間が立つ事を忘れさせてくれます。とても崇高な理念と精神を持っている素晴らしい方です。
そして、わたくしが属する洪門(ホンメン)というアジアの秘密結社は、西洋フリーメーソンリーとは、それこそ発祥は違うものの、過去の歴史の中で、双方が協力したことはあります。
さて、このご本は、去年の2017年12月19日発売され、今までの出版されたメイソン関連書物と比べ、斬新な内容はとても前進しており、その中でも取り分け30ページにもわたり、我々洪門(ほんめん)すなわち天地会との関連類似に着目した事には、真摯に評価をさせて頂きたい所であります。
項目に目を向けますと、、、
☆フリーメイソンリーと「奇妙な一致点」を持つ天地会 ☆貧困層の自衛組織として誕生 ☆天地会の影響力 ☆さまざまな秘密の合図 ☆天地会とフリーメイソンリーの誓約の言葉 ☆運命は天から下される ☆道士がかかわった中国の錬金術 ☆目的が同じ天地会とフリーメイソンリー 等々。
両者の類似は数多く存在しており、読み手の想像力は飽きが無くなる事でしょう。
例えば文中には、、、
《1996年9月、フリーメイソンリーのフランス人会員、ブラザーTによって著された論文です。彼は「フリーメイソンリーの起源は中国なのか?」という小論文を著しました。そして、その中でフリーメイソンリーと古代中国における数々の興味深い関連性について触れています。 たとえば、古い中国語の文書における表現には、フリーメイソンと同じシンボルが使われており「スクエア(直角定規) アンド コンパス」といったロッジで使われているシンボルさえも、そういった文書に見受けられるのです。》
など、多数にわたり、我々洪門(ほんめん)との類似点が綴られています。
とはいえ、洪門(ほんめん)すなわち天地会という秘密結社は、時代と共に徐々に表の世界へ現れてきているものの、その秘匿秘密はまだまだ多く存在しております。
そのため、いま世に出回っている現在の洪門(ほんめん)に関する情報や書物は、洪門とは違う四川省発祥の哥老会(かろうかい)のものがほとんどです。
ですので、こちらの著者が情報を集めたものも必然的に哥老会(かろうかい)、又は広東省へ流れた一部マフィア化した三合会(さんごうかい)の内容が見て取れます。
これもひとえにわたくし小林明峯自身が、正統継承した洪門(ほんめん)五祖宗家の最上級に位置する青蓮堂(Lotus Chinese Freemasons)に属する人間だからこそ判り得る事柄です。
だが、そうは言ってもこのご本の内容は、わたくしの知る限り、日本では初めてフリーメイソンリーと洪門天地会の類似性を指摘した書物である事は間違いないです。まことに脱帽ものです。
今後、ナショナリズムの高まる日本では、中国や支那、チャイニーズなどのキーワードは触れたくない思いがありましょう。ますます嫌中思考は広がるでしょう。だが、洪門は違う次元の存在なのですが、なびく人々はそれを知る由もないでしょうね。
一つの方向性を示すと全員がその方向を向く日本人の民族習性、大同意識。ですのでバラバラな方向を植え付け、同一方向に向けさせない。バラけた方がコントロールしやすい。この分断手法は過去も今も変わりません。
余談は別の機会へ。
西洋のフリーメイソンリーには無くなった歴史があります。が、東洋はメーソンをかたる偽者はいますが、東洋の場合は、正統な歴史や秘儀はしっかりと継承されています。
実に触発され、わたくしも多くの事を語りたい気持ちになりました。いずれ筆を取り、「洪の一門」の事を書物にしたいと思案しております。しかし今はまだやる事がたくさんありますので、時期はもう少し先になるでしょう。
アジアの展開、世界の展開はここ数年間で大きく変化していきます。こちらの方がやることとしては先決です。
最後に、あらためて文をしたためたBr.Cris氏へ感謝の念を送りたいと思います。そして、このブログを見た皆さんへご本をお薦めします。
いずれの時に氏とお会いし、共に共通の世界像を熱く語り合いと思っております。
では、本年もゆったりと気が向いた時に、ブログへ綴って参りたいと思います。
どうぞ宜しく。
(参考サイト)
☆ 西洋と東洋の巨大秘密結社
http://acfreemasons3821.blog.jp/archives/74330059.html